皆さん意中の相手と話しているとき、自分や相手のあごの角度って気にしたことありますか?
きっと気にする人って少ないですよね。笑
(私もそうでした)
そうなんです。普段人間は自分や相手のあごの角度を意識しません。
しかし、このあごの角度に実はその人の本性が垣間見えるんです!
意識しないからこそ、本性が自然と映されるんです。
そしてそれが話し相手の潜在意識に反映され、話し相手から見たその人の印象となるんです!
すなわちこのあごの角度の知識を上手く応用できれば
・自分が相手に与える印象を良く変えることができる
・相手の本性(性格傾向)を知ることができる
など、対人関係で有効利用できるんです!
この記事ではそんな知られざるあごの角度に表れる、その人の印象や性格傾向について、
心理学者の瀬山がご説明します!
あごが与える他人への印象と本性
印象や本性を左右するあごの注目方法は非常に簡単です。
相手が自分や他の人と話しているとき、あごが上がるか下がるか。
それだけです!
あごが上がる人
人と話しているとどんどんあごが上がる人は、胸を張った姿勢となり、相手に尊大な印象を与えます。
プライドが高く、自分を話し相手より上に見せたい潜在意識を持っています。
相手に優越感を持とうとしており、場合によってはその相手を否定的に捉えていることもあります。
あごが下がる人
人と話しているとどんどんあごが下がる(引く)人は、背中が丸くなり、弱気で暗い印象を与えます。
気が小さく、譲歩の気持ちが強い性格傾向にあります。
相手に心を開くことに防衛的であったり、場合によってはその相手に不信感を抱いていることもあります。
あごの角度に注目!
上で説明したように、
・あごが上がる人は尊大な印象、相手に優越感を持ちたい本性
・あごが下がる人は弱気な印象、相手に譲歩したい本性
このような印象を与え、本性をもっています。
そしてこの傾向は、角度が大きいほど強くなります!
つまりあごの傾き度合いが、その人のバロメーターになるんです。
例えば極端にあごが上がる人ほど高圧的な印象を与えます。
ヤンキー映画の番長なんていい例ですね!
メンチを切りながら、首が限界になるまであごを上げてるイメージ、皆さんもあるかと思います。笑
あごの角度がほぼ0度、すなわち真正面から相手に顔を向けている人は、どちらでもないニュートラルで一番距離を縮めやすい印象を与えます。
人と話しているとき、自然と0度になっている人は、相手に対して見下したり引け目を感じていないという潜在意識が映し出された結果になりますね。
活用方法
それでは次に、このあごと印象、本性の関係の活用方法をご紹介します!
相手から頼りにさせたい or 説得したい
・異性からしっかりした印象を持たれて、頼りにされたい
・プレゼンや商談の場で、相手を説得したい
こんな場面では、少しだけあごを上げることを意識しましょう!
自然と尊大な印象を与え、相手からの信頼を獲得できます!
あくまで少しだけ、相手に不快感を与えない角度にすることを忘れないで下さい。
控えめな雰囲気を与えたい or 相手の良心を引き出したい
・異性におしとやかで控えめな印象を与えたい
・頼み事をしたい
・リードしてもらいたい
こんな場面では、少しだけあごを下げることを意識しましょう!
自然と譲歩の姿勢や相手の保護欲求を引き出すことができます!
こちらも極端に下げすぎると逆効果になりますので、ご注意を。
あごの動きが極端な人に注意できる
話をしていて、極端にあごが上下する人は、性格も極端である場合がほとんどです。
今までは、「なんかあご(顔)の角度が大きいな」とそこまで気にしていなかったかもしれませんが、これからは「この人の本性も極端なのか」と注意することができます。
繰り返しになりますが、その人が無意識で行なっている動作にこそ、その人の本性が映し出されるんです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
あごの角度に注目するだけでも、相手に与える印象を操作でき、相手の本性を見透かすことができるんです。
実はこのあごの関係、人間以外も同様なんですよ!
進化論で有名なダーウィンは、
あごを上げる動作は自分を大きく見せ、相手を威嚇する態度が表れている。
あごを下げる動作は自分を小さく見せ、譲歩の姿勢を見せることで相手の攻撃を抑制したい態度が表れている。
と述べています。
生物全てに共通することなんです!
ぜひ皆さん、明日からは自分と相手のあごの角度に注目してみて下さい!
それでは!
コメント