好感度の高い会話の切り返し方とは?【否定をしないモテ会話のコツ】

恋愛雑学

こんにちは!

心理学者のせやまです。

 

皆さんは、会話している時「切り返し方」に意識をしていますか?

もしくは相手の発言に「どうやって返したらいいんだろう」と困ったことはありませんか?

内容によっては、返し方に困る場面ってありますよね。

 

実はこの会話の切り返し方、かなり重要なんです。

むしろ自分のエピソードトークの内容よりも、相手のトークの返し方の方が重要なくらい!

 

そして皆さんに朗報です。

この「上手い、モテる会話の切り返し方」にはちゃんとした方法論があるんです!

これを知っているかいないかでは、人生のモテ具合に大きな差が出ます。

そして気になる異性だけでなく、同性や職場の上司や部下にも通用するのでとても有効!

 

この記事ではそんな「上手い、モテる会話の切り返し方」について
押さえておくべき重要なポイントと、理論に基づいた明確な2つの方法をご紹介していきます!

 

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モテる会話の切り返し方のポイントとは

切り返し方は2つしかない

方法論のご紹介の前に、簡単ですが一番大切なことをお伝えします。

 

相手の話の切り返し方は、2つしかありません。

 

それは

・肯定的(ポジティブ)に切り返すこと

・否定的(ネガティブ)に切り返すこと

この二つです。

 

相手が心地よい会話とは

そしてモテる会話、すなわち相手が「この人と話していて楽しい、心地良い、もっと話したい」と思う会話の大前提は

 

・自分の話や会話を受け入れてもらえること

 

これですよね。

「それいいね!」「私もそう思う」「それは大変だったね」

こういった相手の肯定的な切り返しに心地よい気分になった経験は、あなたにもあるはず。

同意してくれたり、あなたのことを認めてくれる人との話は安心するし楽しくて、好意的に思いますよね。

 

逆に自分の話に対して、頭から否定してくる人となんて、会話を続ける気になんてなれないです。

 

会話は肯定で切り返すこと

もうモテる会話の切り返し方のポイントはわかりましたね。

 

そう、モテる会話の切り返し方は

 

・必ず肯定的(ポジティブ)に切り返すこと

 

これが非常に大切なポイントとなります!

 

肯定できない内容でのモテる会話の切り返し方とは

さて、モテる会話の切り返し方が「肯定的に切り返すこと」であることはわかりました。

 

でも一つ問題なのが、「相手の内容に対して、自分が肯定できない内容だった場合」です。

 

例えばあなたがスイーツが好きだったとします。

ですが相手がスイーツが嫌いでこの世からなくなればいいという内容の会話をしてきたらどう切り返せばいいのでしょうか。

先ほどのポイントを押さえて「肯定的」に返してみると…

 

相手「スイーツなんて生きてくうえで不要だから無駄遣いだし、太るし、存在する意味ないよな」

あなた「私もそう思う。スイーツなんていらないよね…!」

 

どうでしょう。もちろんあなたは本心ではないですよね。

 

「自分も同意できる内容だったらもちろん肯定的に切り返せるけど、同意できない内容でも肯定的に切り返すのは嘘になっちゃうのでは…?」

と思ったあなた。

 

大正解です。

 

嘘をついてまで肯定的に話を切り返すのは、あなたも辛いですし、嘘がばれたら目も当てられない程相手との信頼関係が崩れてしまいます。

 

「ということは、やっぱり肯定的に切り返す方法って万能じゃないじゃん」

と思ったあなた。

 

実はそうではないんです。

肯定できない内容でも、肯定的に返せる方法が2つあるんです!

それでは紹介していきます!

 

具体的な肯定方法① イエス・バット法

一つ目が「イエス・バット法」と呼ばれる方法です。

 

相手の内容をとりあえず最初に肯定(イエス,yes)して、その後に否定(バット,but)する方法です。

 

早速具体例を見ていきましょう。

 

相手「スイーツなんて生きてくうえで不要だから無駄遣いだし、太るし、存在する意味ないよな」

あなた「確かにパフェだけで普通のランチより高いお店とかあるもんね(肯定)。でもスイーツ好きな人からしたら頑張った自分へのご褒美って感じで必要なんだと思うよ(否定)。

 

といった具合です。

 

ひとまず最初に相手の意見を肯定してから、あなたの否定意見を伝える方法です。

相手は最初に自分の意見を肯定されているので、「頭ごなしに自分が全否定された」と一切思いません。

そしてあなたは後で自分の意見を伝えているので、嘘をつく必要がありません。

 

会話をスムーズに盛り上げる超重要テクニックに

「バックトラッキング(オウム返し)」という方法があります。

これは下の記事で詳しく説明していますが、本当に大切です。

 

そしてこのイエス・バット法もこのバックトラッキングを応用しています。

ひとまず相手の内容をバックトラッキングしてみましょう。

↓参考記事はこちら

正しい恋愛ギャップの作り方を徹底解説!【恋愛初期に非常に有効】

 

具体的な肯定方法② イエス・バットクエスチョン法

もう一つの方法が「イエス・バットクエスチョン法」です。

 

相手の内容をとりあえず最初に肯定(イエス)して、その後に否定を含んだ質問(バットクエスチョン)する方法です。

 

先ほどのイエス・バット法は、一旦相手を肯定するバックトラッキングが含まれているため否定がマイルドになりますが、それでもやはり結局は否定をすることになります。

 

しかしこのイエス・バットクエスチョン法は、相手を一切否定された気持ちにさせず、否定することができる(嘘をつかなくてよくなる)すごい方法なんです!

 

バットクエスチョンってなんだろう…早速具体例を見ていきましょう。

 

相手「スイーツなんて生きてくうえで不要だから無駄遣いだし、太るし、存在する意味ないよな」

あなた「確かにパフェだけで普通のランチより高いお店とかあるもんね(肯定)でも生活してて息抜きが欲しいときってない?(バットクエスチョン)

相手「俺は夜にゲームとかして息抜きしていかないとやってけないわ」

あなた「人それぞれそういうのあるよね。スイーツ好きな人にとってはスイーツがご褒美だから必要なんじゃない?」

 

といった具合です。

バットクエスチョンとは、ズバッと否定意見を言うのではなく、話題があなたの意見に向くように一回挟む質問です。

 

バットクエスチョンを挟むことで、あなたはちゃんとスイーツが必要であるという自分の意見を伝えましたが、相手は否定された気持ちになるでしょうか?

おそらく否定されたことにすら気づいていないと思います。

 

むしろ会話が深まって楽しい気持ちにすらなるでしょう。

個人的には「イエス・バット法」よりも会話量も多くなり、膨らませることができるのでおすすめです!

 

この方法の心理的法則

ただいまご紹介した

 

・イエス・バット法

・イエス・バットクエスチョン法

 

これらが有効なのは、ちゃんとした心理的な法則にのっとっているからです。

 

それはまず相手の意見を尊重し受け入れる(イエスする)ことで、

相手の自己重要感

を満たすことができるという点です。

 

人間は誰でも潜在的に「認められたい」「受け入れてもらいたい」という自己承認欲求があります。

そしてそれが満たされると安心感が湧き、その相手のことが好きになるんです。

 

逆に自分の意見が否定されると「私のことを軽く思っている」「尊重してくれない」と感じてしまい
自己重要感を感じることができずに嫌な気分になります。

 

このため「ひとまずイエスをして相手の自己重要感を満たす→自分の意見も伝える」という流れで、順序だてる方法が有効なんです。

 

まとめ

会話において、相手の話に対して上手く切り返すことは、自分のエピソードトークをするよりも数倍大切です。

 

そしてその際に気を付けておくことは

 

・相手の意見に対して肯定的に返すこと

 

です。これができればモテる会話となります。

 

もちろん相手の意見が自分の意見と合っていたら簡単に肯定的に返せますよね。

問題なのは「相手の意見が自分の意見と違う場合」です。

 

その時にはモテ会話の心理テクニック

・イエス・バット法

・イエス・バットクエスチョン法

これらを駆使して会話を切り返しましょう!

 

「イエス・バット法」は相手の内容をとりあえず最初に肯定(イエス,yes)して、その後に否定(バット,but)する方法です。
「イエス・バットクエスチョン法」は相手の内容をとりあえず最初に肯定(イエス)して、その後に否定を含んだ質問(バットクエスチョン)する方法です。

 

まず最初に相手の意見を肯定して、相手の自己重要感を満たしましょう。

その後であれば、マイルドにあなたの意見を伝えることができます。

 

決してあなた自身がおしゃべり上手ではなくても、正しい相手の会話への切り返し方をマスターするだけで、相手は「この人と話してて楽しいな。もっと一緒にいたいな。」と思ってくれます。

「まずは肯定をする」という少しの心掛けで会話の質は全く変わります。

ぜひこれから日常で心掛けてみて下さい!

 

それでは!

 

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