こんにちは!
心理学者で恋愛カウンセラーの瀬山です。
皆さん、相手を「褒めて」いますか?
実は褒めるという行為は、人間関係を非常に好転させる効果があるんです!
・好きな人と、もっと距離が近くなりたい
・恋人と、もっと仲良く幸せになりたい
・仕事やチームの雰囲気をもっと良くしたい
そんな時に、褒めるというコミュニケーションはかなり有効です。
特に恋愛において、相手を褒めることは効果が抜群!
しかも日本人は相手を褒めること、相手に褒められることになれていないので、褒め上手になるだけで恋愛を非常に優位に進めることができます!
きっとあなたもまだ、人を褒めることになれていないはず。
ですが、心理学に基づいた正しい人の褒め方は、2つのポイントを押さえればオッケーなんです!
この記事では、そんな正しい褒め方の2つのポイントについて解説していきます!
そしてさらに、それを応用した、誰でも簡単にできる効果的な褒め方テクニックについてもご紹介します!
これは男性にも女性にも、恋人にも友人にも使えるテクニックなので、ぜひマスターしてみて下さいね!
心理学的に正しい褒め方
心理学の研究と実験で証明されている、正しい褒め方は、この2点です!
意外とシンプルですよね。
それでは、詳しく説明していきます!
①外見だけを褒めないこと
これは、付き合いが浅い相手を褒めるときに特に重要となります。
アメリカの心理学の研究において、初めて顔を合わせる男女合計1,000人に対して行った実験です。
立食パーティーにおいて、
Aグループ・・・グループの半数に「相手の外見だけを褒めて下さい」
Bグループ・・・グループの半数に「相手の内面だけを褒めて下さい」
と指示を出しました。
パーティーの後に、指示を出されていない残りの半数に、
「魅力的な異性はいましたか?」
と質問すると、
「内面だけを褒めて下さい」と指示されていたBグループの方が、圧倒的に異性に魅力を感じているという結果になりました。
この実験結果からもわかるように、人間関係が浅い相手との褒め方では、内面を意識的に褒めることが有効であるとわかります。
外見だけ褒めてしまうと、特に知り合ったばかりの異性には、
「表面だけで判断してしまう人なのかな」
という印象を与えてしまいます。
逆の立場になって考えてみると、異性から
「顔めっちゃかわいいね」
「髪綺麗だし、スタイルいいね」
など、ただただ外見に関して褒められ続けたらあなたはどんな気持ちになりますか?
嬉しいという気持ちもありつつ、この人は浅いな…と感じると思います。
そんな人とは恋愛対象に発展しづらいですよね。
外見は非常にわかりやすい特徴なので、褒めやすい部分ですが、特に知り合ったばかりの人には触れないようにする方が安全なんです!
②多彩な言葉で褒めること
具体的な褒めるセリフですが、なるべく多彩な言葉を使いようにしましょう。
思ったことをストレートに表現してしまう単調な褒め方は、実は逆効果になるんです。
例えば、相手が部活のキャプテンをしていたという話題になったとき
A「すごいね!確かにリーダーシップある感じする!」
B「すごいね!〇〇君、人望あるし社会人になってもその経験活きてるよね!」
この二つだと、確実にBの方が相手は言われて嬉しいですし、あなたの印象は残ります。
心理学の研究では、実はモテる人の特徴って男女ともに共通しているんです。
その一つが、「知的であること」!
この知的な部分は、相手の会話表現から無意識に読み取るようになっているんです。
なのでボキャブラリー多い言葉を使うことで、相手は潜在的にあなたの知性を感じて、好印象を受けるのです。
・思ったことをただストレートに表現すると、少し幼稚な印象を受けます。
・自分の意見を添えたり、ちょっと視点を変えた表現をすると、知的な印象を受けます。
このポイントを押さえておきましょう!
正しい褒め方 実践テクニック!
以上の2点をまとめますと、心理学で実証されている正しい褒め方は
「相手の内面を、多彩な言葉で褒める」
ということになります!
ですが、
「見えない相手の内面を褒めるって難しい…」
「語彙力ないから、多彩な言葉で知的に褒めるなんて無理…」
と思っていませんか?
実は誰でも簡単に、この正しい褒め方を実践できるテクニックがあるんです!
それが…「なぜ?いいね!テクニック」です!!
なぜ?いいね!テクニックとは
このテクニックは、名前の通り「なぜ?」と「いいね!」組み合わせることで、簡単に相手を正しく褒めることができるんです。
何でもいいので、相手の話を聞いたら
たったこの2ステップでいいんです!
ここで、例文を一つ。
Aが褒められる人、Bがこのテクニックを使う人だと、
A「最近、自炊を始めていろいろ作ってるんだ」
B「そうなんだ! “なんで” 自炊始めようと思ったのー?」
A「外食ばっかりだと、食費かかるし健康にも良くなさそうで!」
B「節約家で “いいね!” 〇〇くん、将来も堅実的ないい旦那さんになりそう」
「健康志向で “いいね!” 健康とか体型とか気にする男子ってめっちゃ素敵だと思う」
といった具合です。
①相手の話について。「なぜ?」と質問する
相手の内面を褒める最短の近道は、
相手の「考え方」に共感する
ということなんです!
人がどう考えて、行動しているかが、まさに人の内面を映し出しているためです。
そこに着目して褒めることで、
「この人はわたしのことを分かってくれている」
という好印象を与えることができるのです。
そしてこのテクニックの最初のステップ、相手に「なぜ?」と質問するだけで、簡単に相手の内面を聞き出すことができます。
相手の行動などを観察して、自分なりに相手の内面を予想して褒めるよりも、とっても簡単で正確に褒めるポイントを見つけ出すことができる方法です!
①の答えについて、理由を添えて「いいね!」と共感する
あとは、その相手の内面について、自分なりの理由を添えて共感するだけです。
単調にストレートにいいね!と言うだけではいけません。
ただ相手の考え方に同意するのではなく、
「わたしも~だと思うから、共感する」
というように、自分の考え方を添えることで相手はあなたに親近感を覚えます。
難しい言葉を使わなくても、自分の意見を交えながら褒めることで、相手はあなたに知的な印象を受けます!
それくらい、自分なりの理由を添えることは効果があるんです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
心理学的に正しい褒めかたは、
①外見だけを褒めないこと
②多彩な言葉で褒めること
です。
そしてそれを応用した簡単で正しい褒め方は
①外見だけを褒めないこと
→相手の話に「なぜ?」と質問して、内面を聞き出す
②多彩な言葉で褒めること
→①の答えについて、理由を添えて「いいね!」と共感する
という方法です。
2ステップでできるので、誰でもすぐに実践できますし、自然に会話の流れに入れ組むことができます!
正しく褒められて嬉しくない人はいません。
日本人は特に褒められることに慣れていないため、効果は抜群です!
ぜひ皆さん、このテクニックを使って、相手との距離をグッと縮めて特別な人になりましょう!
それでは!